別れの日(2019年12月29日)

今日は朝から青空が澄んでいて、とてもいい天気。

お供えの花も買って、
母も来てくれて、家族で火葬場へ。

火葬場の人から、小さい赤ちゃんなので、
骨が残るかわからないと言われていたけど、
もし残るならと、小さい骨壺もネットで買っていて、一緒に持って行った。

火葬は約1時間・・・

その間、火葬場ではしゃぐ子供たち。

その間いろいろな思いを感じながら、あっという間に過ぎていった日々を思い出していた。

妊娠してから、今日の日まで。

長いようで、あっという間だった。

短い期間で、重大な決断を迫られて、
夫とも何度もぶつかって。

そんな中で、悲しい別れがあって、
子供たちにも悲しい思いを何度もさせて。

そんな中でも気づけたものもたくさんあって、
家族とは、
夫婦とは、
妻とは、
自分とは、
命とは、

いろいろ考えさせられた日々だった・・・。

そして、火葬が終了して、火葬場の人に案内された先には
か細い骨がたくさん残ってくれていた。

この子が存在していた証。
父親の太くて、しっかりとした頑丈な骨と違って、
つまむと崩れてしまいそうな微かな欠片たちだけど、力強く残ってくれた。

家族みんなで一つずつ、拾うことができた。
うれしかった。
ごめんね。ごめんね。

これが、この子との135日の記録です。
この子が存在した135日という日々を忘れないように、日々綴っていた記録をまとめたものです。

私の体験は、私の主観で書いてあり、
それぞれ考え方も、
受け止め方も、それぞれです。

きっと同じように悩み・苦しみ・決断された方もたくさんいるし、これから決断を迫られる人、決断してから苦悩している人、様々な人がいると思います。

この記録を通して、何かを感じてもらえたり、何かの心の支えになってもらえたら幸いです。

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